AWS Cloud Roadshow 2017 大阪に参加したレポート AMセッション

全国4都市(広島、大阪、名古屋、福岡)で開催されるAWS Cloud Roadshow 2017 大阪(2017年9月21日)に参加してきました。

自分用のざっくりとしたまとめです。

箇条書きで講演中のキーワードを書き出しますので、詳細については各種詳細情報を検索して合わせてご確認ください。

PMセッションの記事

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基調講演1.クラウドで実現するIoT、ビッグデータ、AIの活用と最新事例

講演者:安田俊彦氏(アマゾン ウェブ サービス ジャパン 株式会社事 業開発本部 本部長)

本基調講演では最近のテクノロジーの潮流と、その中でAWSがどのような役割を担うかの発表と、同時にAWSの基本的な情報と最新のアップデートについての紹介が行なわれました。

クラウド化は止められない不可逆の流れ

イノベーションこそが成長の源泉である現在、イノベーションを起こすエンジンとしてクラウドの利用が加速しており、この流れを止めることはできない。その中においてAWSにはエンジンとしての役割を果たす6つの理由がある。

  • 初期費用0からスタートでき、低価格である
  • 商機を見逃さない俊敏性がある
  • サイジングからの開放⇒必用な時に必用なサイズを利用できる
  • 最先端のサービス
  • いつでも即時グローバル展開できる
  • 継続的な値下げを行なっている⇒スケールメリットを活かし60回以上

AWSの現在

セミナーで発表された内容を箇条書きにしています。詳しい内容については関連ワードで検索することで各種ソースにアクセスできると思われます。

・全世界で数百万の顧客がおり、日本でも10万以上となっている。

・市場規模は1.5兆円以上で年率50%で成長している。

・ガートナーのサービスとしてのインフラストラクチャ(IssS)に関するマジッククアドラントでリーダーとして認定される

日経クラウド基盤ランキング1位(ソースが分からなかったので見つけ次第追加)

・リージョンの追加

・リージョン間で独自に光ファイバーケーブルを施設し可溶性と堅牢性を確保

日本向けに大阪リージョンを2018年追加

準拠法として日本法を選択可能とする

日本円での決済を可能としている

・マネジメントコンソールの日本語化を随時行なっている

・新機能アップデート 数

2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
160件 280件 516件 722件 1017件

新機能のアップデート件数は加速しており、これらのアップデートはユーザーのフィードバックに基づいて行なわれている。

最近の事例ではペタバイトクラスのデータ転送ソリューションをユーザ要望で追加した(AWSSnowball)。どうサービスを東京リージョンにおいては丁度昨日(2017年9月20日)に一般公開した。

テクノロジーの潮流はIoT、ビッグデータ、AI

これら3つをつなげるプラットフォームがクラウドである。

・IoTの例⇒アマゾンダッシュボタン
大阪ガスの家庭用燃料電池の遠隔メンテナンス

・IoTの大量データを処理するためのエッジコンピューティング(デバイス側のプログラム)『AWSGreenGrass

・ビッグデータ
コンテンツグラビティ~データやコンテンツが集まるとそこに引力が発生し処理が集約される

・機械学習、ディープラーニング

AmazonLEXで音声入力した内容をクラウドで処理し、外部の情報から回答を導き出しAmazonPollyで音声出力するような使い方ができる。(FM和歌山ではPollyがニュースを読んでいる)

まとめ

最近のAWS界隈の流れを一気に説明するセッションでした。昔からAWSを追ってきた方にとっては当たり前の内容だったかもしれません。

しかしながらAWSをよく知らない人にとっては「ここまでのことになっているのか」と衝撃を受ける内容だったと思います。

基調講演2.IoT with Amazon Web Services ~最新テクノロジーアップデート、AWS IoT と AWS Greengrass を中心に~

講演者:Satyen Yadav(GM, AWS IoT Things Services Amazon Web Services, Inc.)

本基調講演では、AWSIoTにおけるエッジコンピューティングを実現するGreengrassについて最新のテクノロジーの紹介が行なわれました。

英語の講演を同時通訳で聴いていたので上手く聞き取れていないところが多々あるためご容赦ください・・・

AWSIoTのメリット

IoT端末は回線が不安定な場所は回線が繋がらない場所で動作する可能性があるため、ローカル環境で処理が実行できる必要がある。

・組み込みプログラムの難しさ

AWSGreengrassならラムダ関数をパイソン等で記述しDLすることで利用できるため、クラウド側と共通の環境で開発することができる。

・ローカルアクション・・・ローカルラムダ関数

・ローカルトリガー・・・ローカルメッセージブローカー

・データ状態の同期・・・ローカルデバイスシャドウ

・セキュリティ・・・AWSと同等のセキュリティを確保

事例

iRobot社『モバイル』『ロボット』『AWS』を相互に連携し、IoTを実現している

RioTinto社(大手鉱業会社)

不安定なネットワーク環境においてAWSGreengrass対応ゲートウェイがトラックのセンサーの処理を行い路面の粗さを計測。AWSで分析することで広大な鉱山における路面状況等を2週間で可視化。

最新情報

AWSGreenGrassが日本でサービス開始。

ラムダ関数を記述する言語としてnodo.js 6.0及びJavaの提供開始。

まとめ

IoTという単語がブームになって久しいですが、今回のセミナーでのプッシュの仕方から、Amazonが本気でIoTに攻勢をかけようとしているのが見て取れます。

様々な分野でイノベーションを起こすAmazonが今度は何を実現するのか、楽しみなセッションでした。

講演の内容をまとめきれていないのでGreengrassについてもっと知りたい人は公式サイトを確認してみてください。

事例発表【ヤンマー】お客様サービスを変革するヤンマーの IoT 戦略 A SUSTAINABLE FUTURE ~テクノロジーで、新しい豊かさへ。~

講演者:矢島 孝應(ヤンマー株式会社 ビジネスシステム部 執行役員 部長)

SMART ASSIST

農耕機器にをIoT端末として様々なデータをクラウド上に集めて顧客サービスを行なうソリューションを提供している。

“タイムベースメンテナンスからコンディションベースメンテナンスへ”

これまでは農耕機器の利用状況に関わらず一定期間毎にメンテナンスを行なっていたが、SMARTASSISTにより実際の利用時間によるより実態に応じたメンテナンスができるようになった。

現在同様の機能をAWSにより世界展開している。

今後の展望

・ロボットトラクタ

1人で2台のトラクタを操作し、作業時間の効率化を図る。

・リモートセンシング

ドローンを用いて上空から農地の状況を調査し、収穫量の増加に役立てる

まとめ

ヤンマー社がAWSで取り組んでいる事例の紹介でした。

☆この講演で得た豆知識

・ヤンマー社の社名の由来はトンボの王様”オニヤンマ”からきている

・梅田のヤンマー本社の社員食堂は土日開放されており行列ができるほどの人気

まとめ

以上、AMセッションのまとめでした。

AWSについては少しかじったばかりでほとんど知識の無い状態ですが、AWSの全体像をつかむには良い機会になりました。

ちなみに会場はグランフロント地下のかなり広いコンベンションルームですが、ほとんど埋っていたと思います。

ビジネス自体を変革する可能性をもつAWSが如何に注目されているか、その勢いを肌で感じるセッションとなりました。

PMセッションについてはこちら

おまけ

アマゾンのIoTデバイスがいくつか展示されてました。

ダッシュボタンは知ってるけど他はなんだろう?

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